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代表世話人交代に際して:感謝と御礼そして期待

2020.01.16

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代表世話人交代に際して:感謝と御礼そして期待

本邦におけるヒト遺伝子病理診断の新知識の提供および検体の取扱の標準化を目的とし、2017年に本研究会が発足して以降、講演会ならびに精度管理などの活動も軌道に乗って参りました。この間における世話人の方々のご尽力、事務局のご支援をはじめ会員各位のご参加に深く感謝致します。発足依頼、遺伝子病理・検査診断は、感染症および腫瘍において急速に普及することとなり、病理医、臨床検査技師の方々も日常のゲノム診療への関与が増してきています。特に昨年はNGSのキットが保険収載されることになり、この領域は更に前進することになりました。
一方では、Allele specific detectionにより、Companion Diagnostics(CDx)として重要な遺伝子変化のみを検出する方法もコスト、時間などからその重要な位置づけは変わらないものと思われます。
Precision Medicineが進む中、その治療法に最適な遺伝子病理診断は何か、正しい結果を出すにはどうしたら良いか、精度管理の方法は など本研究会に託される課題も多いものと思われます。これまでの経験を活かし、新しい技術をいち早く導入し、本研究会が常に最新で最良の情報を提供してゆくよう確信しています。

横田浩充新代表世話人のご指導のもと本研究会が益々発展されるよう心より祈念しております。

遺伝子病理・検査診断研究会 名誉顧問 長村義之

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